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日本でメジャーなベトナム料理と言えば、生春巻きの次にフォーがあります。
フォーに使われる麺も、ライスペーパーと同様に米粉が原料です。そして、タピオカ粉を配合する事で独特のもちもちの食感を出しています。
汁麺ではフォーガー(鶏肉)、フォーボー(牛肉)が有名ですが、南部に行くと山盛りの生野菜と香草があって、好きなだけトッピングし、ライムを絞って食べます。炭水化物、タンパク質、食物繊維、ビタミンが一杯のフォーでバランス良く摂取出来ます。
また、フォーサオ(焼き麺)もあって、ビールにも良く合います。
日本で食される多くの麺類の場合、蕎麦以外の殆どが小麦粉の麺です。中高年の男性にはメタボ対策として、飲んだ後シメにラーメンやうどんを食べる代わりにフォーをお勧めします。最近ランチタイムのベトナム料理店では、サラリーマン男性もよく見かけるし、お手軽なインスタント(袋入りやカップ麺)もスーパーやコンビニで時々入手できます。
現在日本で食べられているフォーの麺は殆どがベトナムからの輸入ですが、関西では京都に1件、日本の米でフォーの麺を手作りしているベトナム料理店があります。去年の食べ歩き隊でもお世話になったフォーンビエットさんです。
実家がお餅屋さんの大将(オーナー)が、試行錯誤し研究を重ねて日本米のフォーを実現されています。
日本人がラーメンの代わりにフォーを食べ、日本米のフォーの需要が増える事で、日本の米の消費量も上がると思います。日本の農業を救うヒントは、ベトナム料理にあり!
いりりん