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ベトナム、カンボジア、ラオスの食にはフランス統治時代の名残が多く見られ、バゲッドもその一つです。ベトナムのバゲッドの原料には小麦粉に米粉がブレンドされていて、ソフトで噛み切り易い薄皮を纏った、スカスカの麩のような軽い食感がやみつきに!
バゲッドサンドバインミーは、ベトナムに行ったら絶対食べて欲しい一品です。
バインミーの具材といえばレバーのパテや豚肉やハム、大根と人参のなます、卵、肉でんぶや香草等代表的ですが、ホーチミンの街を歩いていると、炭火串焼き肉やソフトシェルクラブの唐揚げ等いろいろなバインミーを見かけます。
ベトナムの屋台でバインミーを注文すると、温めたバゲッドにバターを塗り、次々と具材を挟み、仕上げにヌクチャムやチリソースをかけて、目の前で超高速の早技で作ってくれます。
出来上がりは新聞紙で巻いて輪ゴムをかけて、薄いナイロン袋に入れてハイッ!
私は朝食や小腹が空いた時によく食べます。
最近関西でもバインミー専門店ができました。
なんばパークス6Fのロータスサクレさんがバインミー70さんにリニューアル。
バゲッドは靭本町の行列で賑わう名店ブランジェリタケウチさんに特別オーダーしているそうです。
相性抜群のレバーのパテにはこぶみかんの葉も入っているそうで、一口食べて思わずダラットワインも注文してしまいました。
フランスの歯茎に刺さりそうなくらい皮がカリカリのバゲットも美味しいのですが、時々ベトナムのかる~いバゲッドが恋しくなります❤

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