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①プログラム
第1部:12時~
国際日本文化研究センター共同研究員で大阪府連会員の豊田裕章先生と平城宮跡見学会
「平城宮はなんで、こんな形になったのか…唐の宮殿の完全なコピーでなかった!日本の宮殿の歴史は、緊迫した国際情勢の中で、どうやって政権の権威を高めるかという目標のために、模索と試行錯誤の繰り返しでした・・・」
平城宮を実際に見学しながら、建設のキーコンセプトをその頃の東アジアの国際標準だった「礼制」という切り口からお話ししたいと思います。なおその際に、日本の宮殿の変遷過程に関してもお話しいたします。
第2部:15時~ 奈良コムゴン
府連HPでおなじみのダオチーラン先生による、世界遺産に認定されたタンロン遺跡の解説
この10月に建都1000年を祝ったハノイが、11世紀から18世紀まで、タンロンという名前でベトナム歴代王朝の首都だったことはよく知られています。初期の王宮の正確な位置や首都の範囲は、ずっと不明なままでしたが、この数年に考古学的な発見があいつぎ、大幅に研究が進んだ結果、この8月に中心部がユネスコ世界遺産に指定されました。タンロンの建設プランの、中国の長安や平城京とくらべたユニークな特徴、日本との交流の歴史などの最新情報をご紹介します。
17時~ 御蓋山の月見と阿倍仲麻呂のお話
「阿倍仲麻呂がながめた月は若草山ではありません」
三笠山は、ほんとうは御蓋山と書き、春日山の前にある笠のような形の小山です。遣唐使は今の奈良公園のあたりで、出発前に神様をお祭りする儀式を行っていました。そこからは御蓋山から昇る月を仰ぎ見る事ができたようです。仲麻呂の歌で太陽ではなく月が歌われているのは、神祭りが夜に行われることが多かったからかもしれません。タンロン建都1000年、平城遷都1300年の本年、ハノイと平城宮を結びつける重要人物である阿倍仲麻呂の事績を思い浮かべながら、御蓋山から昇る月を眺めませんか。
※この二つの見学会には、おまけとして高視聴率で話題となったテレビドラマ「鹿男あをによし」のロケ地もいくつか訪ねたいと思います。
②タンロン建都1000年祭のコース料理
料理代金2500円(税込)、飲み物代金別途実費
★ベトナムの代表的な生春巻き“ゴイクン”
★ハノイ風 ライスペーパーの揚げ春巻き
★グレープフルーツとスルメの柑橘サラダ
★蒸し豆腐 たっぷり葱のピリ辛挽肉のせ
★ハノイ風 サザエのレモングラス蒸し
★ハノイの名物麺 焼きツクネの秘伝ダレ ぶっかけビーフン“ブンチャー”
★南国果実のフルーツチェー コンデンスミルクがけ
★ベトナム黒茶 計8品
(参加者の皆様の御要望、食材の都合によりメニューは一部変更の可能性がります。)
③ 申込について
下記メールフォームにて申込をして下さい。後日担当者より、確認メールもしくはお電話をさせていただきます。
確認後申込が成立します。
※第2部からの参加も可能です。
※当日連絡が必要な場合がありますので、携帯番号を記入の上お申込み下さい。
※11月25日 締め切りです。定員に達した場合はその時点で〆切る場合があります。
※当日のキャンセルと当日の飛び入り参加は、料理の準備の都合がありますのでご遠慮ください。
※集合時間と場所は、申込をされた方に直接ご連絡させていただきます。
※任意ですが行事運営費用として参加者の皆様に若干の協力金をお願いしています
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